管理人がその時々で気に入った萌えを綴っていけたらいいなと思います
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詐欺中年と被害者少女シリーズその2
番号が割り振ってあるのは続きます。
短い文の集まりなのでまとめて表示しようかと思いましたが、番号が変わるたびに場面が切り替わるので、別の扱いということにしました。
べ、別に記事数を増やすための小細工じゃないですよ!?(汗
番号が割り振ってあるのは続きます。
短い文の集まりなのでまとめて表示しようかと思いましたが、番号が変わるたびに場面が切り替わるので、別の扱いということにしました。
べ、別に記事数を増やすための小細工じゃないですよ!?(汗
2-1添い寝
おっさんと唇を触れ合わせていると、頭の中に熱が宿ったような気持ちになる。
よくわからないものがぐるぐると渦巻いて、吐出し口を求めている、気がする。
時間が経ってもそれは減るどころか益々増えて、あたしを惑わせる。
おっさん曰く、これも『きもちいい』ということらしい。
くじで負けて二人で不足になった食材の買出しに出かけた。
ハズレを引いたときはなんであたしが、と文句を言ったけど、正直ちょっと嬉しかった。
二人になるのなんて大人数で移動している今じゃ滅多にないことだし。
あたしの後頭部をやんわりと撫でていた手が下ろされて、それで終了だとわかった。
おっさんの唇が離れるとはふ、と溜息のような声が漏れた。
「んじゃ、そろそろ買い物再開しちゃう?」
「ん」
いきなり引っ張り込まれた暗い路地裏を少し歩けばすぐに人通りの多い大通りに出られた。
「リタっちおっさんにばっか重いもの持たせないでよ~」
「文句言わない」
「ぶぅぶぅ」
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