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この会話の前にいろいろとイベントがあったりしたんだと思います。会話文から察せる程度の薄い内容ですけどね。うっすら考えてはいたけど、形にするほどのものにならなかったので会話だけという結果に。
暴走して正気に戻ってヘタれます。
会話文です。
「痛かった」
「ごめんなさい」
「今も痛い」
「いやほんとすみません」
「痛いって言ったのに止めないし。」
「それについては弁解の仕様がないです」
「あとお腹すいたんだけど」
「今すぐ用意いたします」
「できたよ」
「・・・・・こ、これだけで許したわけじゃなからね、わかってんの!?」
「あ、うん・・・・あの、リタっち気をつけてよ熱いから・・・・」
「熱っ」
「リタっち大丈夫!?」
「さわんないで」
「!?・・・・ご、ごめ・・・ん・・・・そりゃそうだよな」
「・・・・」
「・・・・」
「ちょっと、そこまで落ち込まなくてもいいでしょう!?そりゃ言い方が、ちょっとキツかったかも知んないけど・・・・」
「なんだろうね。勝手に好きになって、勝手に嫉妬して、挙句リタっちの意思無視して襲っといて・・・・当たり前なのにな。触れられるのも嫌なの位さ」
「・・・・」
「朝さ、目覚めたら怒ってたけど普通に話しかけてきたでしょ?だから・・・その、浮かれちゃって」
「おっさんはさ、年甲斐もなくリタっちに恋なんかしちゃったわけよ。・・・・リタっちが青年のこと好きなのは知ってたのにさあ」
「ホントごめんね、リタっち・・・・こんな言葉でしか、言えないけどさ」
「好きだよ」
「ちょっとおっさん!あんたどこに行くのよ!?」
「・・・・うーん。さあ?」
「さあって・・・・」
「安心してよ。リタっちの前には二度と現れないからさ」
『狂気と強欲の水流、戦乱の如く逆巻く』
「え、ちょリタっち・・・?」
『タイダルウェイブ!!』
「うぎゃあああっ!?」
『狂気と強欲の水流、戦乱の如く逆巻く、タイダルウェイブ!!』
「なにがしたいの、まってお願いストップ」
『狂気と強欲・・・・
以下略。
「リタっち止めたいのはわかったけど、これはおっさん老体にゃきついよー」
「うっさい聞け」
「はい」
「あのね」
「うん」
「あたしが好きなのは、ほんっきで不本意だけどあんたなのよ。そこんとこわかってんの!?」
「・・・へ?」
「っていうかあんたが今生きてる時点で気づけぇぇぇ!!」
「あ、ええ?」
「『その人のことを考たら頭がぐちゃぐちゃになって自分じゃないみたいになって、どうにかなりそうになって、苦しくなったり嬉しくなったり。それが恋愛感情の好きってことよ』むかーし、おっさんの言った言葉よ」
「あーアレ」
「それおっさん以外に当てはまる人いないんだけど」
「マジ!?」
「おおまじ」
「それと・・・・おっさんがこれから、こういうことするの。あたしだけにするなら・・・・許してあげないこともないけど」
「うえ!?」
「こっち見ない!!」
「ごめんっ」
「ったく」
「・・・・・・・おっさんはおっさんだよ?胡散臭いし年食ってるし嫉妬するし独占欲強いし」
「知ってる」
「元死人だし」
「今は生きてるからいいんじゃないの」
「で、どうなの」
「あー、うー」
「・・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・おっさんも、リタっちとだけこういうことしたいなあ」
「よし」
「で、ホントに青年となんにもなかったの?」
「まだ言うか」