管理人がその時々で気に入った萌えを綴っていけたらいいなと思います
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過去に深夜の絵チャにて、暴走しました。
羊子さんの絵が素敵すぎるのがいけないんだい・・・。と、責任転嫁ばかりしている私です。
会話文中心で性描写はないですが、「監禁・首輪・病み中年」これらのキーワードに嫌悪感を感じる方は閲覧をご遠慮ください。
「ねえどうして?」
「リタっちさっきから質問ばっかね」
「聞きたくもなるわ。・・・・人にこんな真似しておいて。あと、『コレ』いい加減外しなさいよ」
己を拘束する忌々しい首輪に繋がった鎖を引っ張ってみせる。
「嫌よ。ソレ外したらリタっちどっかに行っちゃうでしょう」
「逃げないし、おっさんの話も聞くから。・・・・だから
「嘘ね。そう言ってお前さんは俺のところから逃げ出すつもりだろう?」
「・・・・・・・・返して!かえしてよ。あたしの知ってるおっさんを返して!」
それが無理なら今すぐ目の前の男に関する記憶を消してくれ。
女好きで、胡散臭くて、どうしようもなくて、自分のことをいつもからかって・・・だがいつだってさりげなく自分をフォローしてくれていた大人。
そんなレイヴンに、自分は恋とも呼べないほど、ほのかで小さな想いを抱いていた。
涙で滲む視界で、目の前の『レイヴン』の姿を象った『男』がうっそりと笑う。
「リタっちの知ってるおっさんがどんなのか知らないけど・・・・おっさんは、お前をずっとこうしたいって思ってた」
「・・・・・!!」
「やっと捕まえたんだ。・・・・絶対に、逃がさない」
瞳に宿る狂気に呑まれていく。
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