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ソディアver
かっとなってやった。
後悔はしてる。
ソディアさんにとって、ユーリは駄目なひとらしい。
(どんっ)
『きゃっ』
『悪ぃ。大丈夫か?』
『いえ、こちらこそ』
「誰だアレは・・・」
「誰って、ユーリ・ローウェルに決まってるじゃないですか」
「いやいやいや、あれは幻だ。コゴール砂漠が見せた蜃気楼に決まっている」
「城の中ではありえません・・・聖騎士の格好してますね。よく似合ってるところがなんともうらや・・・なんでもないです」
『なに運んでんだ?』
『そ、そのみなさんに頼まれた洗濯物を・・・』
『どー見たってその細腕じゃ無理だろ・・・しゃあねぇか』
『あ、あの・・・?』
「しかし、あいつに聖騎士の称号なんて勿体無いと思わないか?むしろ性騎士だろう」
「やけに実感が篭ってるような気がするんですが、どうかしました?」
「ウィチル」
「はい」
「・・・聞かなかったことにしてくれ」
「はい」
(ひょいっ)←持ち上げる音
『そんな、悪いです・・・!』
『いーっていーって、ついでだし。どーせフレンに会ったって、ろくでもねぇ仕事押し付けられるだけだしな』
『騎士様・・・!』
(すたすたすた・・・・)
「落ちましたね」
「落ちたな。ところで見ろ、私のこの腕を」
「すさまじい鳥肌ですね」
「ああ。今も寒気が全身を覆っているんだが」
「そんなに違和感ありました?」
「あるに決まっている。では奴の気配も無くなったところで、悪いが叫ぶぞ」
「ど、どうぞ」
「貴様はもっとだらけているべきだろう!なんだそのフレン隊長並のきらきらは!貴様は素直に甘味を貪ってだらしない顔を晒せ!」
「・・・普段の彼は、そうなんですね・・・」
「ああ。正直キモッ!と直接罵倒したいところなんだが」
「キャラが崩れるからやめましょう」